
大分市|文化財修復 左官施工事例|府内城宗門櫓の土壁・漆喰仕上げ
2025年05月30日 16:50
大分市の歴史的建築物「府内城宗門櫓」の修繕工事にて、左官による土壁および漆喰仕上げを行いました。
文化財としての意匠性と、現代の耐久性・施工性を両立させた事例です。
左官仕上げの内容
既存の下地との調和を図るため、伝統的な土壁工法を採用。
表面仕上げには自然素材の漆喰を使用し、建築当時の風合いを残しながら修復を行いました。
建築年代や史料を参考に、使用素材や厚み、色合いも事前検証を実施。
現地の環境に合った左官仕様に調整しています。
施工の工夫
現存部分の保存と新規補修部の接合に細心の注意を払って施工
既存の土との混合比を調整し、質感と色味の整合性を確保
文化財ガイドラインに準拠した施工管理のもと、安全・確実に工事を完了
文化財修復の左官についてご相談を承ります
土壁や漆喰による左官施工・修復について、専門的なご相談・現地調査・施工対応が可能です。
歴史的建築物や古民家の補修をご検討の方はお気軽にお問い合わせください。
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この施工に関するよくある質問
Q. 土壁や漆喰はどのような文化財に使われますか?
江戸時代以前の建築や、寺社、櫓、武家屋敷などに多く用いられています。
Q. 古い建物でも安全に施工できますか?
建物の状態を調査した上で、荷重や構造を損なわない方法で施工します。
Q. 一部のみの補修も対応可能ですか?
はい、壁面の一部のみでも施工可能です。色味や質感の整合性も対応します。