塗り壁・左官の選び方ガイド|エンワのコラム集

左官職人が教える“やめた方がいい”リフォーム3選|後悔しない自然素材の選び方とは?【大分対応】

左官職人が教える“やめた方がいい”リフォーム3選|後悔しない自然素材の選び方とは?【大分対応】

2025年05月31日 17:20

「塗り壁って、ほんとにいいの?」
「自然素材ってカビたり割れたりするって聞いたけど…」

自然素材リフォームが人気とはいえ、「よく知らずに選んで失敗した」というケースも実は少なくありません。
この記事では、左官職人として現場で見てきた実例をもとに、“やめた方がいいリフォーム”と、その理由、代案の選び方
をわかりやすくご紹介します。


失敗しやすいリフォーム①:漆喰を「真っ白で完璧」だと思っている

漆喰=高級・真っ白・美しいというイメージは間違っていません。
でも実際は、ムラや塗り跡が「味」になる素材です。

  • 完璧に均一な壁を求めている方には、違和感や不満が出やすい

  • 光の当たり方や湿度でも見え方が変わる

▶ 「自然のゆらぎ」が許容できる方に向いている素材です。


失敗しやすいリフォーム②:湿気の多い場所に合わない素材を選ぶ

  • 漆喰はアルカリ性でカビに強いが、密閉空間+施工ミスでカビが出ることも

  • 吸湿性のある珪藻土は、換気がない場所では水を吸いすぎてシミになることも

▶ 水回りは素材選び+職人の知識が不可欠。
 「自然素材ならどれでもいい」ではありません。


失敗しやすいリフォーム③:「安さ優先」で塗り壁を依頼してしまう

  • クロス感覚で頼むと、仕上げの技術差が出やすい

  • 「塗っただけ」に見える施工では、ムラ感が中途半端に

  • 結局「やっぱりクロスでよかったかも…」と後悔する人も

▶ 左官仕上げは**“誰が塗るか”が最重要**です。価格だけで決めないのが正解。


どう選べば失敗しない?

  • 用途(寝室?トイレ?玄関?)に応じて素材を変える

  • デザイン性 or 機能性 or 手入れのしやすさ…「何を優先するか」を明確にする

  • クロス+塗り壁の“ミックス施工”など、無理しない選択肢もある


株式会社エンワが行っているサポート

  • お客様の要望に応じた素材提案・サンプル提供・光の当たり方チェックまで実施

  • 職人が直接相談対応=「どんな空間にしたいか」を一緒に考える

  • 無理に自然素材だけをすすめない、「納得して選ぶ」提案が得意です


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