
商業施設で選ばれる左官仕上げとは?|設計事務所が重視する“実績・対応力・空間演出力”
2025年05月22日 10:43
「左官仕上げは住宅のイメージが強い」
「商業施設で使いたいけど、実績がある業者はいるの?」
そんな設計者・建築士の方へ。
左官仕上げは、店舗・ホテル・飲食店・宿泊施設など非住宅空間でも多数採用されている実績ある仕上げです。
本記事では、設計者が左官業者を選ぶ際に重視する3つのポイントと、商業施設における活用事例をご紹介します。
商業施設で左官仕上げが選ばれる理由
仕上げの表情でブランドイメージを高められる
ナチュラル・和モダン・インダストリアルなど幅広いデザインに対応
内外装どちらにも使え、耐久性・素材感ともに評価されやすい
光の当たり方・照明によって質感の変化を楽しめる
▶ 素材が主張しすぎず、それでいて空間に“深み”を与える。それが左官の魅力です。
設計事務所が左官業者に求める3つのこと
✔ ① 商業施設での施工実績があるか
カフェ・物販店・ヘアサロン・ホテルなど、用途別の対応経験
テクスチャ/色/耐久性に対する理解がある業者は信頼されやすい
✔ ② デザインイメージを“共通言語”で共有できるか
設計者が使う言葉(空気感・素材感・世界観)に共感できるか
パース・仕上げ指示書・色見本に応じた調整が柔軟にできるか
✔ ③ 短納期・複数職種との連携力があるか
商業施設は「オープン日厳守」が基本
左官業者にも工程理解・他業者との連携が求められる
商業施設での左官仕上げ:活用事例と仕上げ例(※例)
【美容室】モルタル+刷毛跡仕上げでインダストリアルな印象
【和食店】珪藻土+櫛引仕上げで上質な和空間
【ホテルラウンジ】モールテックスで上品なカウンター+曲面壁
【アパレル店舗】黒漆喰×照明反射で素材の奥行きを演出
これらはすべて、「設計図だけでは表現できない質感」を実現するために選ばれた左官仕上げです。
株式会社エンワの対応力と実績(紹介例)
商業施設・飲食店・美容室・宿泊施設など非住宅案件の左官実績多数
デザインイメージに合わせた素材・仕上げ・納まり提案が可能
モルタル、土壁、モールテックス、漆喰、珪藻土など柔軟に対応
実例写真/サンプル/提案資料の提供も可
まとめ|“魅せる仕上げ”が求められる空間には、左官という選択肢を
商業施設で求められるのは、「ただ施工できる業者」ではありません。
“空間を引き立てる素材提案ができるパートナー”です。
ブランドを伝える空間
仕上がりで印象が決まる内装
“ここにしかない”を感じさせる仕上げ
左官職人の技術と素材提案力は、こうした空間に深みと質感を与える存在。
設計者の意図を汲み、形にできるパートナーと出会うことが、商業空間の完成度を高めます。