
左官補修とは?|ひび割れ・剥がれ・劣化に対応する塗り壁のメンテナンスガイド
2025年05月23日 07:11
「壁にヒビが入ってきた」「塗り壁がポロポロ落ちてくる…」
そんなとき、検討すべきが“左官補修”です。
この記事では、漆喰・珪藻土・モルタルなどの塗り壁に対する補修対応について、
どんな状態なら補修が必要か、どんな方法があるのか、誰に頼めばよいかをわかりやすく解説します。
左官補修とは?何をする作業?
左官補修とは、左官仕上げの壁・天井などに発生した劣化や破損を、
元の風合い・仕上げに近づけて修繕する作業のことです。
具体的には以下のような対応があります:
ひび割れの埋め戻しと再塗り
剥がれた部分の下地補修+塗り直し
色の退色や汚れ部分の上塗り(調色仕上げ)
欠け・破損したコーナー部分の修復
▶ 材料の種類・劣化状態によって、補修方法や費用が変わります。
補修が必要なタイミングは?
壁にヘアクラック(細いヒビ)が出ている
手で触ると粉が落ちる(チョーキング)
一部が剥離して下地が見えている
水が染み込んでシミになっている
部分的に色ムラが気になる
▶ 外壁・内壁ともに、見た目の問題だけでなく“素材の保護”のためにも早めの補修が大切です。
素材別の補修ポイント
漆喰の補修
白い壁の再塗装は「調色技術」が重要
手塗り仕上げの風合いを再現できる職人が必須
珪藻土の補修
吸湿性が高いため、汚れを含みやすく一部補修が目立ちやすい
広範囲なら塗り直しを検討した方が自然に仕上がることも
モルタル壁の補修
ひび割れ補修がメイン
クラックに追従する“可とう性”の下地材+再塗りが有効
DIYでの左官補修は可能?
部分的な小さなヒビや欠けであれば、市販の補修材で対応できることもあります。
ただし注意点として:
色や質感が合わず、補修跡が目立つことが多い
下地処理を誤ると、再劣化が早くなる
広範囲の場合は塗りムラや剥離リスクがある
▶ 美観・耐久性を保ちたい場合は、プロの左官職人に依頼するのが確実です。
エンワでの補修対応(紹介例)
漆喰・珪藻土・モルタルなど主要素材に対応
戸建て住宅・古民家・商業施設での補修実績あり
部分補修/全面再塗りの提案・見積もり無料(現地確認)
まとめ|補修=“壁のリセット”ではなく“景観と素材の再生”
左官補修は、ただ壁を直すのではなく、
素材の風合いや手仕事の質感をもう一度蘇らせる作業です。
新築時の状態に戻したい
仕上げの美しさを保ちたい
ヒビや剥がれが気になるけど全面改修はしたくない
そんな方には、“補修”という選択肢が最適です。
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