
左官仕上げのサンプルを使った施主プレゼンのコツ|素材選定から合意形成までの流れを解説
2025年05月23日 07:48
「この壁、写真では伝わらない…」
「漆喰とモルタル、どっちがいいか施主が迷っている」
そんなとき、設計者にとって頼りになるのが**左官仕上げの“現物サンプル”**です。
この記事では、施主との打ち合わせで左官仕上げを提案する際に役立つ、サンプルの効果的な使い方・プレゼンの流れをご紹介します。
なぜ左官仕上げはサンプルが必須なのか?
光の当たり方、見る角度で印象が変わる=写真では伝えきれない
「ツヤ」「ムラ」「コテ跡」など、テクスチャそのものが主役になる
素材によって“空間の印象”がまったく異なるため、施主の好みとズレやすい
▶ 結果として、「実物を見てから決めたい」という施主の声が多い素材です。
左官サンプルを使ったプレゼンの流れ
1. 打ち合わせ前に設計者側で素材・仕上げ候補を絞る
用途(住宅/店舗/旅館)と空間イメージで2〜3種程度に
2. 左官業者にサンプル作成を依頼
色味/仕上げ方(押さえ・引きずり・刷毛跡など)を指定
サイズはA4以下が見やすく、持ち運びも便利
3. 施主打ち合わせ時に“光源の近くで”提示
実際の照明環境に近い場所で見せることで印象のずれを防げます
4. サンプルの感想を元に“調整の余地”を提示
「このムラ感、もう少し抑えられますか?」に対応できる業者が安心されます
プレゼンでの注意点
サンプルと実際の仕上がりに多少の差があることを事前に説明しておく
複数案を出す場合は「一押し」を明示して選びやすく
素材のメンテナンス性・耐久性についても補足できると◎
エンワのサンプル対応について
株式会社エンワでは、施主提案をサポートするためのサンプル作成・資料提供・同席説明に対応しています。
漆喰/珪藻土/モルタル/モールテックスなど対応可能
小サンプル(10×10cm〜A4サイズ)を複数仕上げで提供
現場・照明環境に合わせた色味調整・艶調整も相談可
提案資料(仕上げ一覧PDF、施工事例写真ブック)あり
設計打ち合わせ・施主同席にも応じます(事前予約制)
▶ 詳細は 素材一覧ページ もご参照ください。
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「施主に提案したいけど、何を見せたらいいか分からない」
「この空間に合う素材が分からない」
設計段階からでもOK。まずはご相談ください。