
高校卒業後に左官職人になるには?|進路担当の先生が知っておきたいポイント
2025年05月23日 07:59
「建設業には興味があるけど、学力に不安があって…」
「手に職がつくって聞いたけど、実際どうなんですか?」
そんな高校生や保護者の声を受けて、進路指導の先生が“職人の道”を紹介する機会も増えてきました。
この記事では、左官職人になるための進路ルート、必要な資格、サポート体制、保護者向けに伝えるべき要素をまとめてご紹介します。
左官職人とはどんな仕事?
モルタル・漆喰・珪藻土などの塗り材を使い、壁や床を“手作業”で仕上げる職人
住宅・店舗・旅館・文化財など、幅広い現場で必要とされる仕事
建物の“印象”や“質感”を左右する、空間の最後の仕上げを担う役割
▶「見えないインフラ」ではなく、「見せる仕事」として評価される職種です。
高卒後、左官職人になるには?
左官工事を手がける会社に就職(見習いとしてスタート)
→ 株式会社エンワのように「未経験OK」「資格支援あり」の会社が全国に多数あります。現場で仕事を覚える(約1年)
→ 材料の運搬/下地づくり/掃除などから始まり、徐々にコテを持ち始めます。国家資格「左官技能士」の取得
→ 実務経験を積むことで受験可能(3年目〜)
→ 1級・2級の取得により将来の職長や管理職の道も開けます。
左官職人に向いている生徒の特徴
工作やDIYが好き、図工や美術が得意だった
静かにコツコツ続けるのが得意
手を動かすことが好き
座学よりも“現場”のほうが向いていると感じる
▶ いわゆる“優等生”ではないが、「地道な努力型」の生徒には非常に適した進路です。
よくある保護者からの質問
Q:体を壊さないか心配です
→ 現場環境や指導体制は年々改善。無理なく働ける制度やサポートが整っています。
Q:将来が不安です
→ 左官職人は一生モノの技術職。職長・施工管理・などキャリアの幅も広がっています。
Q:進学した方が安心なのでは?
→ 大卒でも“手に職”がないと将来に不安を持つ人が多い時代。現場で学び、資格も取れる職業教育の一つとしてご紹介いただけます。
株式会社エンワでの育成体制(紹介)
未経験からの職人育成実績多数
国家資格「左官技能士」取得支援制度あり
年齢・学歴不問/10代〜60代まで幅広く在籍
見学・説明会・保護者同席面談も対応可
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