塗り壁・左官の選び方ガイド|エンワのコラム集

漆喰の壁が剥がれてきた?原因と補修方法、DIYとの違いを解説

漆喰の壁が剥がれてきた?原因と補修方法、DIYとの違いを解説

2025年05月31日 12:56

「漆喰の壁がポロポロ剥がれてきたけれど、どうすればいいの?」
「この程度なら自分で補修できるのでは?」

そうお考えの方に向けて、この記事では漆喰の剥がれの原因・補修方法・DIYとプロ施工の違いについてわかりやすく解説します。
自然素材として人気の高い漆喰だからこそ、正しい補修方法を選ぶことが大切です。


なぜ剥がれる?漆喰壁の主な剥がれの原因

1. 湿気や結露による下地の劣化

漆喰は調湿機能を持っていますが、下地材に湿気が長く溜まると密着力が低下し、剥がれの原因になります。

2. 経年劣化や施工不良

築年数が経っていたり、下地処理が不十分な状態で施工されていた場合も、早期に剥がれが起こりやすくなります。

3. 地震・振動・家具の衝突など物理的なダメージ

小さなヒビや欠けが徐々に広がり、やがて剥離へとつながることもあります。


漆喰壁の補修方法|DIYとプロ施工の違い

🔧 DIYでできる補修(小範囲・軽度の場合)

  • ホームセンターやネットで補修用漆喰が購入可能

  • 手軽に見た目を整える程度なら対応可能

注意点:

  • 色味や質感が既存の壁と合わない

  • 下地が傷んでいる場合は根本解決にならない

  • 広範囲や高所は危険・不向き

👷‍♂️ プロに依頼したほうがいいケース

  • 剥がれが広範囲に及んでいる

  • 下地の補修や構造的なチェックが必要

  • 美観を損なわずに仕上げたい

プロ施工なら:

  • 下地の状態から点検・補修可能

  • 周囲と馴染むように色味・質感を調整

  • 再発しにくい仕上げにできる


補修の流れ(プロの場合)

  1. 現場確認(下地や剥がれ範囲のチェック)

  2. 劣化部分の除去・下地補修

  3. 漆喰の塗り直し(場合により全面塗り替え)

特に古民家や和風住宅では、土壁や竹小舞などの下地状況によって最適な補修方法が異なります


「プロに相談すべきか迷っている」方へ

「DIYで済ませたいけど不安がある」「どの程度でプロに頼むべきか判断できない」
そんなときは、お気軽に無料でご相談ください。写真をお送りいただければ、おおよその状態確認も可能です。


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