塗り壁・左官の選び方ガイド|エンワのコラム集

漆喰の壁が剥がれたら?補修のタイミングと手順を左官職人が解説【大分の自然素材住宅】

漆喰の壁が剥がれたら?補修のタイミングと手順を左官職人が解説【大分の自然素材住宅】

2025年05月31日 17:34

はじめに

「壁にヒビが入っている」「ポロポロと漆喰が落ちてくる」——そんな症状、放置していませんか?
漆喰壁は自然素材ゆえに呼吸する建材ですが、経年劣化や湿気の影響で剥がれが起きることもあります。
この記事では、大分で自然素材リフォームを手がける左官職人が、漆喰壁の剥がれの原因・補修のタイミング・直し方を詳しく解説。
DIYとの違いや、プロに依頼すべきケースについても紹介します。


漆喰壁が剥がれる主な原因とは?

漆喰壁が剥がれるのにはいくつかの理由があります:

  • 経年劣化(築10年以上が目安)

  • 下地の問題(木材、石膏ボードとの相性)

  • 湿気・水漏れ・結露(特に北側や水回りに多い)

  • 施工不良(乾燥不足、塗り厚、素材配合ミス)

壁の内側から問題が起きているケースもあり、「剥がれたから貼る」だけでは根本解決にならないこともあります。


補修が必要な症状のチェックリスト

以下のような状態があれば、補修を検討しましょう:

  • 表面に細かいひび割れ(ヘアクラック)がある

  • 手でこすると白い粉がつく(チョーキング)

  • 一部が膨らんでいる、浮いているように見える

  • 一部だけ色が濃い or 下地が透けて見える

小さな傷みの段階で直すほうが、費用・仕上がりともにメリットが大きいです。


左官職人が行う漆喰補修の手順

  1. 劣化範囲の確認・撤去
     → 浮いている部分を剥がし、下地ごと整える

  2. 下地処理(パテ・プライマー)
     → 湿気止めや密着力UPの処理を行う

  3. 補修用の漆喰で塗り戻す
     → 周囲と同じ厚み・質感になるよう仕上げる

  4. 乾燥・色合わせチェック
     → 時間経過による色差も考慮して自然になじませる

💡 範囲が広い場合は「一面全体の塗り直し」が必要なこともあります。


DIYでも直せる?プロに任せるべき?

見た目をきれいに仕上げたい、再発させたくないならプロが安心です。


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施工事例集はこちら
→ 大分市や別府市などでの実例を掲載中。色や仕上げのなじみ方も参考に。


まとめ|剥がれを見つけたら、まず相談を

漆喰壁は、自然素材の魅力とともに「経年変化」も味わえる素材。
だからこそ、定期的な補修や塗り直しで美しさを保つことが大切です。
小さな剥がれも、早めに直せば費用も抑えられ、仕上がりもキレイになります。


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